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教区会議員活動総括報告
教区会議員の今任期の最後の名古屋教区の年1度の通常教区会が、2001年7月28日に開催されました。
任期最初の年の教区会で質問した。銀行などが、破綻した場合の預貯金の補償額が1000万円までしか保証されない制度が、まもなく実施されますが、教区の留保金のほとんどが、北陸銀行に預けられている現実は、何ら変わらない。もし北陸銀行が破綻して、数億円の損害を教区が受けた場合に、その責任は、誰がとるのでしょうか?。「予想しなかった事態で、不可抗力に近い・・・残念です。今後は、十分調査して預貯金の相手を決めます・・」そんな答弁が聞こえてきます。
ハンセン病やエイズにしても、早くからその問題点が指摘されたにも、関わらず何ら対策や改善をしてこなかった。それが、単に当事者だけでなく、全国民が責任を問われたのでは、我が宗門もそうした反省の表明ではなかったのか?。自坊の堂宇修繕寄付金等を、集める場合に、数千万〜億単位の現金を、ただ一つの銀行だけで保管しますか?。リスクを避けて数行に分散させて保管するのが常識ではないだろうか?。日本に銀行が数行しかないのならまだしも!
第2に、教務所で購入する伝道車の件でも、質問しました。車を購入するより、リースにした方が、経費節減になるのでは?・・・この事に対しは、それなりの誠意ある対応をして頂いて、リースの場合と購入の場合の、比較表を作成されて、5〜6年で買い換える場合には、リースにした方が、経費は安くなるのだが。教務所の場合は、九年間使用する予定なので、購入した方が経費的には安くなると言う事で、ワゴン車一台(310万円)の決算が承認されました。残念ながら小生の真に意図する意味まではご理解されなかった様ですが・・【刑法157条】(後述)
第3に、教区会議員になって継続的に質問して来ましたが、職員の役宅に関する問題です。何も役宅が必要ないと言う事でなくて、地下鉄の駅に近い名古屋教務所の立地条件からして、無理して、中古マンションを購入しなくても、良質の賃貸マンション等を、容易に借りる事可能では?。その方が、職員の家族の教育環境や、生活環境が良くなるのでは、より職員の福利厚生に寄与できるのでは?
そんな提言をしましたが、身近に所員の為に、役宅を確保する為に、手頃な中古マンションがあれば購入したいとの事で、昨年度教区事業会計から1300万円ほどで、三井東別院ハイツの中古マンションが購入されました。
第4に、選挙や人事では、あれほどの情熱と熱意があるのだが、教区会は、仲良しクラブの、教区予算の承認の通過儀式ではないのか?そんな反省などから、小林前所長と相談の上、『組制見直しに関する諮問委員会(組長議員)』と『宗教法人に関する諮問委員会(選出議員・門徒代表)』の二つの諮問委員会が設置され、殊に小生の属している。『宗教法人に関する諮問委員会』は委員長の日野議員や副委員長の阪埜議員の努力もあって数回の会合が開催され諸問題に付いて検討してきました事は、一つの意義があったと思う。ただ残念な事には、『組制見直しに関する諮問委員会』は、有名無実で今回の教区会にも、諮問意見が提出されなかったのである。組長は、色々な雑事でなかなか時間的余裕が無いのも一因かも知れないのだが、
第5に、新教化体制が実施され、組の役割の重要性が問われる年度もあるが、この事は、所長巡回やこれから予定されている各種会合で提示されるので、割愛させていただく。 (2001年8月28日) 戻る |
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